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4.裏切りと怒り7*
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好きに動いていいと言ったのは荒川さんなのに、結局僕は下から突き上げられてだらしなく声を上げた。好きに動いていいというのは、別に動かなくても良いという意味だったのだろうか。
そういうわけではないらしい。荒川さんは何度か突いた後、僕の尻を叩いて促した。
「お前の番だ。腰を動かせ」
荒川さんの意図は全く分からない。分かるのは、今日はあくまで僕に主導権を握らせたがっているということだけだ。
しぶしぶ腰を前後に動かす。ただそれだけで、荒川さんの欲望の形が伝わってきた。これまで幾度となく僕を陥れ、支配してきたもののかたちが。
今の僕も、たぶん支配されつつある。
だって、こんなに気持ちいいーー
「ふぁっ、あ……、あぁ……!」
僕は荒川さんの腹に尻を擦りつけるようにしながら、動きを速めていった。
それでも物足りず、荒川さんの胸板に手をついて、腰を浮かせる。そのまま上下運動を加えると、快楽は最高潮に達した。
「悠生はエロいな。どうだ? 俺のチンコは」
「ああぁっ、んっ、かたい……っ、あ、太いぃっ、気持ちっ、いい……!」
荒川さん自身もかなり熱を増してきている。僕もそろそろ限界だ。
「でもっ、あ、荒川さんっ、イくっ、イきた……い……で、すっ!」
頭の中は快楽を貪ることで一杯で、理性のかけらも残っていなかった。
「俺も……そろそろ……っ、一緒に、イかせてくれ……!」
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