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5.裁かれる想い14*
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こんなことなら、ちゃんと栗原と一緒に行動するんだった。今更後悔しても、目の前の現実は変えられない。
「あ、ぁっ……嫌……」
窄まった入り口を指先でぐりぐりと弄られて、思わず声が漏れる。その声が、僕の身体は荒川さんを受け入れてしまっていることを何より物語っていた。
「嫌がるふりとかいいから。俺に久しぶりにケツ弄られて嬉しいんだろ?」
「嬉しく、ぁ、ないです……や、あぁっ、やめて、っ、あ、ください……ぅ……」
口ごたえすると、荒川さんの指が中に入ってきた。しばらく使っていないからきつくなっているところ無理矢理掻き回されて、僕の欲望が硬くなっていくのがわかる。痛いし、気色悪いし、おまけにまだ気分も悪いのに、感じてしまう。
ほんの十数日前までと同じように僕は荒川さんに怯え、大人しく横たわっていた。なかなか薬の効果が切れず、吐いたりむせたりしながら喘いだ。
「あ、やぁ……、っ、おえぇぇえ……けほっ、ごほっ、ああぁっ」
だけど、すぐに気がついた。もう以前とは状況が違う。僕が栗原と付き合っている今、荒川さんには僕を脅す材料がない。栗原と付き合っていることをバラすと言われたら少し嫌だけど、せいぜいその程度だ。僕が恐れることといえば、荒川さんを怒らせすぎて、傷が残るぐらいの暴力を受けることぐらいだろう。
「んんっ、やめ、て、くださ……あぁぁ……っ……!」
だから、勇気を出して、できる限りの抵抗をすることにした。
「ほらよ、悠生の大好きなチンコだぞ」
そう決めたそばから、僕の覚悟は試された。荒川さんが指を抜いて、その場所に大きな雄を当てがっている。僕の反応を見たいのか、すぐに挿れる様子はない。
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