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6.今度こそ、秘密の手紙11*
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栗原の欲望が僕をゆっくりと貫いた。その熱さが乗り移ったように、僕の身体も熱くなる。
そんな中でも栗原は、挿入時に一瞬だけ僕が苦しみの呻き声を発したのを聞き逃してはいなかった。
「痛いか……?」
「ううん、大丈夫だよ」
久しぶりだったからほんの少し痛みを感じたのは確かだった。だけどこんなの、今まで僕が味わってきた痛みに比べたら可愛いものだ。
「痛かったら言ってくれよ」
そう言って栗原はゆっくりと動き始めた。僕を気遣ってのことなのか、あまり大げさな抜き差しはしていない。
「あ、あぁ………、んっ、あ……!」
だけど、さっき指だけでも達しそうになってしまった、僕の一番気持ちいいところを栗原の熱が通過したとたんに、そのスピードは変わってしまった。
「や、ぁっ、あ、ひあぁっ、ん、気持ちいぃ……!」
「悪い、そんな声出されたらもう我慢できない」
栗原は僕に激しく腰を打ち付けた。肉体がぶつかり合う、音のせいで、余計にいやらしい気分になってしまう。
「ああぁっ、や、ん、あっ、あ、イく……っ……!」
指も気持ちよかったけど、指よりも太く熱いそれで内壁を擦られると、もうどうしようもなかった。絶頂は思ったよりもすぐにやってきた。
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