アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
テスト勉強後
-
あとは河崎から教えてもらったコツを使って自分で勉強すればいい程に、テスト勉強会は捗った。
言われた通りに解いて正解していけば、俺達のテンションも上がって行った。
「ああ、喉が渇いたな…。ちょっと飲み物取ってくる。刹那もいるだろう?」
その問いに正直に頭を縦に振るとにこやかに「待ってて。」と行って部屋から出ていってしまった。
河崎の部屋に一人取り残された俺。
部活帰りに何度も寄ったこの部屋はまるで第2の自分の部屋のように落ち着く。
パサリ…
床に寝そべる。
床のヒンヤリとした感じが気持ちいい。
「あ……」
ぼうっとしていたら、横にあるものに目が止まった。ちょうどベッドの下にあるそれは、思春期の高校男子学生が持っていても可笑しくは無いもので…それはつまり……
ガチャ
「お待たせー。あ………。」
俺がそれに気づいた事に気づいた河崎。ちょっと気まずい顔をしたが直ぐに表情を戻し、お茶を俺の方に起きながら口を開く。
「AV一緒に見るか?」
細まる目と赤い唇をニヤリとした表情には色気がある。女子ならこの顔を見てノックアウトだなとか考えたり、気まずい気持ちでどうしたものかと悩んだりしていたが、河崎がそれを…DVDを淡々とセットしていったので吹っ切れる事にした。
まあ、女子と見るわけじゃないし。
「刹那はこういうの見たりする?」
全てをセットし終えた彼は俺の横に座りながら問う。
「まあ、な。」
苦笑いしか出ない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 49