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日常
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男抱くのだぁいすきっ!!!!
いえぃぇぇえ!!!
ふぉおぉぉぉオォォォォオオオ!!
こんにちはことりさん!こんにちは虫さん!!
あー!!
今日もいい天気だなぁ!!
スゥゥ~~~はぁぁッ!!
いい空気だ!!
…と、危ない危ない。もうすぐ学校だ。気持ちを落ち着けないと…。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「おはようございます坂本先輩!」
「おはよ。」
「今日はいい天気ですね~」
それなっ!
「…。」
「相変わらず無口ですねー坂本先輩は。でも、そんなところがかっこよくて大好きです♪」
「…。」
無口と言っても心の中では広角が上がっていることは俺だけの秘密。
こいつは俺の後輩。
小山 梓。2か月前くらいから、こうして一緒に登校している。
俺の通う学校は男子校。
全校生徒約2000人。割りと大きな学校だ。
今年から高校2年生になった俺は、以前に増して先輩後輩関わらず、よりモテモテになっていた。
「あ、坂本先輩だ!」
「あれが噂の??」
「お、あきら君だ。」
「マジかっこいいよな…男でも惚れちまうわ。」
あちこちから聞こえてくるひそひそ話。
俺は地獄耳だからなんでも聞こえる。
…おっと。顔がにやけそうだぜ。危ない危ない。
「あのクールな感じがいいよなぁ。無表情でなにも寄せ付けない感じ…。」
「俺前に坂本先輩と寝たぜ!!めっちゃ気持ちよかった…」
「まじで??いいーなー!」
「噂によると、もう何人もの男を抱いてきたらしいぜ」
「そうなのか??でも、あの容姿なら納得いくわ。」
こんなひそひそ話はいつものこと。
さっ、今日は誰を抱こうかなっ!何て考えながら俺はるんるんで、学校の門をくぐった。
昇降口で靴を履きかえる。
ロッカーを開けると中から一枚の手紙が落ちてきた。
その手紙を開けると。
『我。おぬしと、エッチしたいでござるで候。by1年宮本武』
「……。」
どこの忍者だよ!!!…ついツッコミをいれてしまった…平然を保つ俺は心を落ち着けた。
こんな風にロッカーに手紙が入っているのは日常茶飯事なのだ。
「あ!坂本先輩!もう今日の予約ですか~?もう、僕嫉妬しちゃいますよ!!」
横にいた梓が頬を膨らましながら言う。
「…てめぇと付き合った覚えわねぇよカス。」
俺がそう言うと。
「うひゃー!!
先輩にそう言われると身体中がしびれるぅぅ♪いつまでもドSな坂本先輩でいてくださいね!」
「…。」
「無言ですか!?!!しびれるぅぅうううう!!」
と、まぁそんなこんなで俺たちはそれぞれの教室に向かった。
その時の俺は今日人生が変わるとは、知る余地もなかった。
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