アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ぴょーん
-
「あ、そうだ、あきちゃん。ハンサムボーイズの握手会応募した?」
ガタッ!
「その反応は…したんだね!もしかして当たった?」
「…べべべ別に…。」
「へー当たったんだw」
どうもコイツの前ではポーカーフェイスができない。
しかもさっきの当選はがきのメールでテンションアゲアゲだ。
「じゃあこれは必要なかったね…。」
雪村くんが何かを机の中に入れた。
「?それなに?」
「ん?いやー。なんでもないよ。」
「え?気になる見せろ」
「やだよ。」
「いいじゃん。」
「はぁー…。わかったよ。はい。」
雪村くんがブツブツ言いながら机の上に出したのは、
なんとハンサムボーイズの当選はがきだった。
「え!?お前これ…!?」
「なんか親父があきちゃんの為にって応募してたらしくてさー。
あきちゃん当たったんなら俺の親父と行ってきなよ。」
一瞬雪村くんが俺のために応募したんだと思ってびっくりした。
「なんて優しいお父様…」
「当たってよかったね。…まぁ俺と一緒に行ってもいいんだよ…?」
「行かんっ!!」
そのニヤニヤも気にならない!絶対に行かんっ!!!!行くもんか!!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
47 / 568