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12話【大事な物を触る感覚で!】
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俺らは風呂に入る事になった。俺は脱いだ服をカゴに入れた
格汰「すげ〜な、なんか銭湯みたいだ」
文弥「描助お爺様が銭湯に行ってみた時に気に入ったらしく、そういう内装にしたかったそうです」
音葉「影響されやすいんだよ、うちの家族はw映画とか絵画とかから影響されて家具とか家の内装変えて」
確かに見たことのある家具とかだったかもしれない
絵翔「凄い、コウタ兄の筋肉、ムキムキだ〜」
格汰「格闘技やってるとさ、鍛えないと相手の攻撃に耐えられないからよww」
攻撃力も上がって一石二鳥だ
球輝「理由あったのかよ、筋肉バカ、筋トレが趣味な、ただの筋肉バカじゃなかったのかよ筋肉バカ」
格汰「筋肉バカ筋肉バカうるせぇよ!」
球輝「筋肉バカに筋肉バカと言って何が悪い!
筋肉バカ!」
俺はムカついたけど、何と無くいつも以上に噛み付いて来た理由がわかった
格汰「嫉妬か?球輝〜可愛いな〜そうだよな、お前も絵翔に褒められたいよな〜」
球輝「は?そんなんじゃねぇし…」
図星かよwwwなんだこいつ、可愛いな
絵翔「でも、俺は球輝の体の方が好きだよ」
絵翔がそう言って球輝をハグすると嬉しそうに球輝は笑ってハグを返した
なんだこのカップル感は…
そんな二人を見て音葉もハグして来た
格汰「どうしたんだよお前ww」
音葉「俺たちも仲がいいって所を見せつけたくて…」
嫉妬したのか?wwwこいつ…
格汰「可愛いなお前は〜」
俺もハグを仕返した
音葉「あ…ごめんね?」
格汰「え?」
音葉「俺もハグしちゃうとフミ兄が1人になるよね…ごめんね?寂しかったよね、ハグ…する?」
文弥「な、何バカなこと言ってるんですか、そ、そんなことないですよ、別に寂しくなんて…ほら、そんな所で抱き合ってないで早く体とか洗いますよ」
なんだお前らは、可愛い過ぎたぞ
俺たちは風呂に入るために扉を開けた。そして俺は叫んだ
格汰「統一感だせや!なんで洋風なの?こっち和風だっただろ!?」
絵翔「やっぱり兄弟ですね、球輝と同じ反応したwww」
球輝「いや、だってびっくりするでしょこれ、意味がわからなかった」
これは兄弟とか関係なくツッコミをいれると思う
格汰「まぁ統一感無くても、このライオンの口からお湯が出てる感じ…俺は好きだ!」
球輝「なんか同じ事言っててやだ…」
音葉「仲がいいんだね〜」
球輝は不貞腐れた。でも少し照れたように見えた。なんだこのツンデレ野郎は
格汰「いや、だってこれ羨ましいだろ!ライオンは庶民の夢だ!」
文弥「そういうもんなんですかねw私達は生まれた時からこういう感じでしたからw」
気がつくと文弥さんは頭を洗い始めていた。俺も頭を洗おうと…アヒル隊長の形の椅子に腰をかけた。統一感がまるでない…そしてアヒル隊長にまたがって真面目に頭を洗ってる文弥さんがシュールに思えてならない
頭を洗っていると俺のキューティクルが喜んでるのが伝わって来た。良いシャンプーを使ってるんだな〜と思った。そんな事を思っていたら球輝と絵翔がイチャイチャしはじめた
球輝「絵翔は頭洗うの遅いな〜俺が手伝ってやるよwww」
絵翔「うわっやめろよ!そこ頭じゃないよ!こちょばさないでよwww」
本当に仲いいよな〜とか思ってるとこいつが来る、本当に可愛い
音葉「体洗いっこしようよ!」
格汰「あ?いいぜww先に俺が洗ってやるよ」
球輝「待った!!!!」
格汰「なんだよ…」
折角俺もイチャイチャしようと思ったのに
球輝「コウタ兄の力加減でやったら音葉さん出血する!」
考えてもいなかった、確かに音葉は繊細な肌をしてそうだ
絵翔「優しくですよ、優しく!大事な物触る感覚で!」
格汰「お、おう…」
俺は力加減を考えて…力を入れないで音葉の体を洗った
格汰「こんくらいか?」
音葉「うん、ちょうどいい」
そうか、この位で良いのか。俺の考えてた力加減だったら音葉は鈴木さんのようになってたかもしれない…ん?もしかして
格汰「音葉…俺のハグは痛かったか?」
音葉「…正直そういうプロレスの技なのかな?って思ったwww」
やっぱり…
格汰「ゴメンな…」
俺はただの筋肉バカなのかもしれない。音葉が痛いと思っていたのに、俺はそれに気がつけなかった…俺は…
音葉「でも俺は嬉しかった。格汰にハグして貰えた事。一瞬びっくりしたけど、その強さが、そのずっしり感が心地よく思えた。力加減なんて関係ない、格汰にハグされるだけで俺は嬉しい」
その言葉で俺の気持ちは一気に晴れた。俺はいつの間にか音葉の後ろから抱きついていた。力は入れず優しく抱きしめた
格汰「ありがとうな音葉…これは痛くないか?」
音葉は俺の両腕を少し引っ張って引き寄せながら言った
音葉「考えなくていいのにwwでも気持ちいよ、格汰の優しさが伝わった」
音葉は嬉しそうだ。それで良い、俺は音葉に痛いと思わせたくない。力加減は関係ないと言われたけど俺が本気出すと音葉の骨が折れるかもしれない、それは嫌だった。でもそう言ってくれるほど、俺を良く思ってくれてるのは嬉しい。その気持ちだけ貰おう
音葉「あ、ゴメン…」
格汰「え?」
音葉「また1人になっちゃったね…」
文弥「うるさいですね!ほら抱き合ってないで早く洗ってお風呂に入りましょう」
俺たちは体を洗って風呂に入った
文弥「君たち…私をそんなに1人にしたいのですか!?なんなんですか!二度ある事は三度あるですか!?そうなんですか!?でも仏の顔も三度と言う言葉もあってですね!」
球輝「あ…いや、その…」
めっちゃキレてる!流石にイチャイチャし過ぎたか…
文弥「私だって…私だって同い年の友達が…欲しい…」
文弥以外(可愛い…)
球輝「お、俺の兄ちゃん文弥さんと同い年ですよ!?」
格汰「そうだ、俺の兄貴めっちゃ優しいから友達になってくれますよ!」
音葉「そうだ、佐藤家全員家に招いてパーティーしよう!」
絵翔「そこで友達になれば…ね!」
文弥「…うん」
文弥以外(可愛い!)
俺たちはパーティーの話をしたあと少し遊んでから風呂から上がった。皆と別れて音葉と二人になる。すると田村さんが銭湯にあるような牛乳を用意してくれた。聞くと桜庭家の最近のブームらしい。
やっぱり風呂上がりの牛乳は格別だ!そんな事を思っていると田村さんが口を開いた
田村「初めて球輝様に客室を用意した際、友達と夜更かしするのがお泊まり会と言っていたのですが、格汰様も音葉様の部屋で寝ると言うことでよろしいでしょうか」
お泊まり会のルールは良く分からないけどそんな感じがする。別々に寝るのはなんか違う
格汰「はい、そうします」
田村「では客室にあるベッドを音葉様の部屋に移動いたしますね」
それはめんどくさいのでは?
格汰「そこまでしなくていいですよ、布団だけ用意してくだされば、床で寝るんで」
田村「お客様を床で寝かせるなんて事、出来ません!」
格汰「え?音葉のベッドで二人で寝ます」
ベッドを運ばせるのはなんか気が引ける
音葉「え?」
あ、音葉の気持ちを忘れてた
格汰「嫌か?」
男同士だしな…普通は嫌か…いや、でもベッドを運ばせるのは…
音葉「俺は大丈夫だよ、その方が楽しそうだし!暖かそうだし」
田村「やはり兄弟ですね球輝様もそう答えたのです…美味しいです…」
格汰「え?今なんて?」
田村「いえ、なんでもありません」
俺たちは田村さんと別れて少し話をしてからベッドに入った
格汰「凄いよな、俺らまだ会って1日も経ってないんだぜ?www」
音葉「それなのに同じベッドで寝てるんだねw俺らの音の相性が良過ぎなんだよ。普通こんなのありえないもん」
格汰「そうだよな…あ、俺寝相悪いからなんか変なことしてたらゴメンな」
音葉「たとえば?」
格汰「こんな感じにのしかかったりよwww」
俺はふざけて音葉の上にのしかかった、すると音はが俺を抱き寄せて
音葉「大丈夫、そうしたら、俺がこんな風にするから」
格汰「んなっ?」
なんか声がエロく感じた…
音葉「もしかしたら…体の相性も良いかもよ?」
…え?
END
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