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15話【この人はもうゲイです】
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陸志「パーティー?」
球輝「そう!佐藤家桜庭家親睦パーティー」
名前は今、適当に作った
母「でもなんでそんな話に?」
球輝「コウタ兄が行った時に家族ぐるみで仲良くなりたいって話になって」
文弥さんが友達欲しいと言ったからパーティー開きますだなんて言えない…
育美「え?じゃあ私も行っていいの?」
格汰「家族全員に招待状が来てるからな」
格汰が招待状を出す
陸志「すごいな、本当にパーティーって感じだな」
球輝「まぁパーティーだからな」
パーティーなんて初めてだから知らないけど
母「でもドレスとか持ってないわよ?喪服ならあるけど…」
喪服ってwww
格汰「べつにそんなに畏らなくてもいいらしいぜ」
球輝「好きな格好で良いって!」
母「お茶会みたいに考えて良いのかしら?」
球輝「あぁ、そんな感じでいいと思うよ。菓子折りとかもいらないらしいし」
母「でも手ぶらって言うのも…」
球輝「まぁ、気楽に行こう」
~翌日~
陸志「なんでスーツじゃ無いんだろう俺…」
母「なんで、手ぶらなんだろう…」
誰もが通る道なんだな、これwww
育美「すごい!これ、本当に三次元!?この家!絶対次元間違えてるって!www」
妹…恐るべし!
俺はチャイムを押した
球輝「凄いのはここからだぜwww」
田村「お待ちしておりました佐藤様。どうぞお入りください」
門が開いて田村さんが出迎える
母・育美・陸志(メイド!?)
母「あの、えっと、その、ここここの度は、招待してくださり、ありがたく存じあげる所存でございまする」
なんか凄いことになってるwww
陸志「母さん落ち着いて!とりあえずスーツ取りに帰ろ?」
いや、タカ兄が落ち着け!
育美「うちの球輝がいつもお世話しています、色んな意味で」
なんでお前がそれを言うんだよ!
つかお世話してますってなんだよ!
そして色んな意味でってなんだよ!
田村「いえいえ、こちらこそ絵翔様がお世話になっております…色んな意味で」
いや、だから色んな意味でってなんだよ!
育美「メイドさん!後でゆっくり語り合いましょう!」
田村「えぇ、あなたとは気が合いそうです」
え?どういう事?ねぇどういう事?
田村「お食事の準備ができております。どうぞ中へ」
育美「今日の料理コウタ兄が作るんでしょ?パーティーっぽいもの作れるのかな」
球輝「いや、コウタ兄凄いんだぜ?世界各国の料理作れるんだぜ?」
育美「へー凄いね!家でも作ってくれればいいのに」
陸志「俺が格汰に頼んで安く作れって言ってあるから作れないんだろうな」
タカ兄は金の事に関して凄いうるさい。まぁそのおかげで赤字にならなくて済んでるらしいのだが
育美「一回位贅沢してもいいと思わない?」
陸志「お前のお小遣いを削っても良いなら格汰に頼むぞ?存分に好きなものを作ってくれと」
育美「ごめんなさい…」
ドケチ除けば優しいお兄ちゃんなのに…
母「それにしても凄い家ねー凄い家とは聞いてたけど、ここまで凄いとは思っていなかったわ」
育美「ずるいよ!こんな凄い家にいっぱい行って!」
習平「これからはいつでも来て良いのですよ?今日はそのためのパーティーなのですからね」
育美「本当に!?って、うわっ!びっくりした〜」
いつの間にか習平さんがいたのだ
習平「私、そんなに空気薄いですかね?ずっといたのに…」
球輝「嘘!気づかなかった!」
習平「そうですか…」
もしそれが本当なら【習平を探せ!】ってコーナーを作ってもいい位だと思う
習平「あ、それはそうと格汰君が、また凄いことをしてくれたんですよw」
陸志「うちの馬鹿が何かやらかしたんですか?」
習平「 見ればわかりますよ。彼は本当に凄い…w」
一体何をしたんだろう、俺はそう思いながら扉を開けた
え?普通じゃん
そこには美味しそうな料理が並んでいる。料理内容もパーティーにありそうな物で別に変な物はない
母「わー美味しそう、確かに凄いわー」
育美「これ本当にコウタ兄が作ったの?凄い!」
陸志「こんな才能があったとはな」
習平「いや、そこも凄いのですが、もっと凄い物が真ん中に…」
球輝「あのトーテムポールがどうかしましたか?…ってまさか!」
球輝・陸志・母・育美「ケーキ!?」
そこに格汰が申し訳なさそうに出てくる
習平「凄いですよね、これw」
格汰「すいませんでした…トーテムポールを作りたくて」
球輝「いや、意味わかんねぇよ!そしてなんでこんな高くしちゃったんだよ」
格汰「俺だって途中で気づいたんだ!あれ?食べズラくない?って!だから俺は手を止めて音葉に相談した!そしたら!とりあえず完成させとけば?って!それで完成させなきゃと思って気づいたらこれだよ」
そこに音葉が来る
音葉「うわー凄い高いねーまさかこんなになるとは思わなかったよー」
格汰「俺もこんなになるとは思わなかった」
音葉「さすが格汰だよねー期待を裏切らない!ゴーサイン出してよかったー」
格汰「なぁ、褒めてるのか?馬鹿にしてるのか?」
音葉「え?どっちも」
格汰「てめぇ!」
育美「これ、どこから食べれば良いんだろうね?」
母「上からしかないわよね、崩れるし」
陸志「これは脚立が必要だねー」
球輝「脚立あるのか?」
絵翔「あるんじゃないかな?」
田村「ただいま用意いたします」
習平「それにしても高いですね」
優希「ギネスにのるんじゃないかしら?」
花子「首が痛くなりますねー」
彫次「それにしても良い体じゃのー」
描助「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ〜」
文弥「そうですね、この人はもうゲイです」
陸志「いつの間に」
球輝「普通に登場した桜庭家の人、音葉さんと田村さんしかいないですよw」
絵翔「これが二次元特有の登場の仕方だよ」
それを言うなw
音葉「なんか、仲間外れにされた気分だね田村さん」
田村「そうですね。私達も今後、二次元特有の登場を活用して行きましょう」
音葉「そうだね」
だからやめろって!
文弥が咳払いをする
文弥「ようこそ皆様おいでくださいました」
文弥さんが俺達に挨拶しに来た
陸志「こちらこそ招待してくださってありがとうございます」
お、いきなり二人が話してる
文弥「いいえ、いつか家族ぐるみで仲良くなりたいとは思っていたので…」
8割タカ兄目当てだなんて言えないよな
陸志「そう思って頂けて嬉しいです」
陸志は笑顔を見せた
出た〜タカ兄の爽やかスマイル
文弥「っ///」
照れてるww文弥さん可愛いなwww
母「どうかしました?」
文弥「いえ、なんでも…では楽しんでくださいね」
文弥は陸志から離れる
あー文弥さん押しが弱いな、逃げちゃだめだよ
陸志「待ってください!」
陸志が文弥を追いかけた
球輝・文弥「え?」
育美「どうしたんだろうタカ兄」
母「さぁ、そんな事より料理食べに行こ」
二人は料理を取りに行った
陸志「桜庭文弥さんですよね?」
文弥「はい、そうですが…」
陸志「文弥さんの小説、全作品読みました。とても面白かったです」
え?昨日一日で読んだの?文弥さんの事を詳しく話したのは昨日が初めてだったのに…その前から知ってたのかな?
文弥「あ、ありがとうございます、そう言ってもらえると嬉しいです」
文弥さん本当に嬉しそうだ
陸志「よろしければ後でサイン貰っていいですか?」
タカ兄と文弥さんを友達にする作戦を色々と考えていたのに…もしかしたら何もしなくて良いんじゃないか?
文弥「はい、もちろん!」
END
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