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序..3
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くちゅ、くちゅ…。
速くもなく、遅くもなく、
ほぼ一定のスピードでルーノは男の物を刺激し続ける。
ただそれだけなのだが、
男女ともにもう加減を知り尽くしているルーノがすると、
されている側としては無視が出来ない程の快感となる。
いよいよ射精感を我慢し始めなければならなくなった男を見下ろしながら、
ルーノはその夜初めて口を開いた。
「…捕虜の分際でそこまで言った事は、褒めよう。
でも、知ってるかい?
勇者と愚者は似ているようでいて決定的な違いがあるんだよ。」
そう言って口を歪ませて笑ったルーノを見て、男はハッと息を飲んだ。
月明かりを浴びきらめく、銀に近い金髪。
雪のように白い肌。
深いマリンブルーの瞳。
それらがバランス良く調和した、幼さの残る顔立ち………。
敵味方関係なく。
その姿は誰が見ても綺麗だった。
ルーノは男が口を半開きにして自分を見つめている事を認めると笑みを深め、腰を折り、
その口に舌を滑り込ませた。
「!!!!!
は…んん゙……ッ。
あ゙ッ、あ…がは、………ん゙。」
ルーノの思うツボにハマり、反応が少し遅れた男は、
口内を犯されていく。
ピチャッ、と音が出るたび、
チュ…と舌を吸われるたび、
男の体は否応なしに反応していく。
しかもルーノは手を動かすのも止めない。
男の必死の抵抗も虚しく、男は自慰よりも深い快楽に震えながら達する。
この後に、どんな苦痛が待っているかも知らずに。
ピクピクと射精に伴う快感に震える男は、顔を歪め、羞恥で真っ赤になりながらも、
先程までのあからさまな抵抗は一瞬止まる。
それを確認したルーノは自身を取り出すと、
解しもしない後ろの穴へ一気に突き刺した。
…
「勇者と愚者の違いを教えてあげようか?」
ルーノは、男が意識を飛ばしていると知ってて、
わざと呟いた。
「それはね、
強いか弱いかだよ。」
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