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グッパイ平穏
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俺、白澤 隼人(16)は極普通の高校1年生。
高校生活が始まり早半年。暑い夏を乗り越え衣替えの季節に突入しだした頃だった。
この半年、俺の高校生活は波風立たずに静かに平和に進んでいた。
気の合う友達と何てことない話で盛り上がり、勉強もそこそこ頑張って中間くらいをキープして、俺が望んでた通りの穏やかな毎日を過ごしていた。
高校入ってから2、3人くらいに告白されたこともあってその度何で俺?って毎回思った。後から目が覚めて後悔されても嫌だし全部断った。
めんどくさいことや目立つことなんて大嫌いだった。
俺は昔からそうゆう性格。
俺はこのままこんな普通な毎日が続いていくことを願ってた。
願って...
「さっき君が覗いてて気が散っちゃって、俺イけなかったんだよね〜。だからさ、責任...取って?」
............。
そんな願いは淡く掠れ、俺の平穏はこの瞬間目の前で音を立てて崩れていった。
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