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遠足です。
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天気は晴れ。気温は午後になると上がって来ていたが、山を登っていけば風も吹いて、歩きやすい。
つまり今日は遠足日和なのだ。
……………本来なら。
「朝陽楽しんでるか!?」
「………………………あぁ。」
「あ、絶対嘘だね。」
「………あぁ。」
「うわ、隠す気も無いよコイツ」
当たり前だ。皮肉を込めて言ってやったんだ。
「おい、新崎ィーー!ちょっとルートで相談に乗って欲しいんだけど?」
「あ、わりぃ!すぐ行く!!」
「おいおいしっかりしてくれよぉ班長!」
「おい、やめろよなぁ、第一班長決めたの俺じゃ無くてお前らだろ〜が‼︎」
新崎は、笑いながら呼ばれた所に戻っていった。
「………俺何でここにいるんだろ。」
大体タイプが違う奴が一人入れば、それだけでグループの和が乱れる位俺でも解る。まして、新崎がそれを知らないはずが無い。
『はは、朝陽ウケる』
「………俺遊ばれてるのか⁇」
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