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今週どうですか?
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あのバーベキューから一週間がたった。
朝陽にとってあれが本当に楽しんでたのか、解らない。もしかしたら、影での悪口を聞いたり、検討はずれな事を言われたかもしれない。
「俺のグループキツイからな。」
まぁ、いいや。とりあえず、俺が見た限りでは普通に過ごせてたいた。黒崎が着いてたから、大丈夫だと思おう。
さて、今日も朝陽は晴れ空とコネクト中。
何考えてんのかな?
「穂村の事かんがえてんのか?」
横にいた黒崎が聞いてくる。
「うん?まぁね。あいつ友達とかいないのに朝早いよな?」
黒崎の視線が朝陽に注がれる。
「課題とかやるために早く来てるわけじゃ無いし、学校来るの嫌いじゃ無いのかもな。」
「ふーん。ちょっと今日も話してくるわ。」
「あぁ。」
ここんとこ暇さえあれば朝陽に話しかけている。大概自分の席で読書している朝陽の横顔は、端整で整っている。普通の男子より少し長めの髪の毛は、目元にもかかっており、彼の表情に影を指し憂いている様にも見える。
モテるだろうな。
最初この習慣を始めた時思った。だが、興味のある子を構いたい時に、他邪魔されたくは無い。夜はこの状況を喜んでいた。
こんなことを考えてるうちにもう、朝陽の席だ。
こいつは俺が来たと分かっているのに、絶対顔をあげない。話しかけなければ振り向いてはくれない。なんとしても『俺の話につきあってやる』という建前でいきたいらしい。
まぁ、少し気に入らない気もするがいいだろう。
「朝陽おはよう。」
「………あ、…ぉはよ、新崎。」
でもな、朝陽。
「はは。相変わらず、声小さいな。」
「う、うるしゃい。あ。」
このままで、満足なんてしないんだよ。
「噛んだ。可愛い。」
「………………………可愛くない。」
そろそろ第二作戦といきますか。
「なぁ、朝陽。」
「何?」
「俺ら二人で遊びに行かない?」
俺はね興味を持ったら、とことん原因を知りたいタチなんだ。
横では驚いている、朝陽がいた。
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