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おじさんと別れて新しいクラスへ向かう。
ううう…やっぱり怖いよ
「ここが有馬くんの新しいクラスよ〜。みんないい子達だからすぐに慣れると思うわ」
「は…はい」
優しそうな女の先生は、ぼくの返事を聞くと同時に扉を開けた。
緊張で肩が上がってへんな汗が頬をつたう。
「みんな〜おはようございます。今日はみんなに新しい友達を紹介したいと思います!じゃあ入ってきて〜」
「えと…東京からき、来ました。竹下 有馬です。よ、よろしくおねがい…します」
噛み噛みだけど何とか言い終えた。
「みなさん、これから仲良くしてくださいね。じゃあ有馬くんはあの一番後ろの空いてる席に座ってね」
言われた席に座り緊張で固まってると、隣の席の女の子が声をかけてきた。
「有馬くん、わたし美香っていうの。これから仲良くしようね〜」
「あ…う、うんよろしく」
前を向くと、みんなぼくを盗み見ていてビックリした。
休み時間になってぼくが教科書を準備していたら、クラスのほとんどの人がぼくのところに集まってきた。
ぼくは焦って上手く喋れなかったけど、おじさんの言う通り、すごく優しかった。
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