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もし…
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四人で歩く時は、なぜか必ず前二列が裕と葵、後ろが俺と未緒、という並び方になる。まぁ、未緒と話せるチャンスになるわけだし、ありがたい。
緋「ねぇ、未緒」
未「なに…?」
緋「昼間の話、もっかい聞いていい?」
未「…また?」
未緒は呆れたように言った。でもなんか、未緒は俺を嫌がらなくなった、というか、ちゃんと話をしてくれるようになった。…嬉しい…(*^^*)
緋「お、男に告られたことあるって言ってたじゃん。…実際、OKしたことあんの?」
未「は?あるわけないじゃん。気持ち悪い」
緋「あ、あははは…。そーっすよね」
やっぱり男はダメなタイプ…か…。
緋「で、未緒は今まで恋人いたことあるの?」
未「ない」
緋「え!?ないの?そんなにいい容姿してんのにもったいないよ!」
未「…おれ、基本男も女も苦手だし。面倒くさいし、ろくに話せないし、そんなんで人と付き合えるわけないし。」
緋「恋人欲しいとか思わないの?」
未「…べつに」
緋「…もしさぁ…」
葵「緋奈斗、未緒、俺たちここ曲がるね。二人はどーする?」
緋「え?あぁ、俺はここまっすぐ行くよ。未緒は?」
未「俺もここまっすぐ」
葵「そっか、じゃー、俺たちはここで、じゃーね、また明日
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