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Past3
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その日から、裕は毎日のように図書室に通って来てくれた
とくに本を借りるでもなく、ずっと僕とお喋りしてくれる
ずっと男の子とはあんまり親密な関係になったとこが無かったから、なんか新鮮だった
葵「あっ裕!ヤッホー!」
裕「笑 おう笑」
ここに来るといつも笑っていてくれる
そんな裕が大好きだった
葵「裕裕!あのね、今日僕また男の子と仲良く慣れたんだよっ」
裕「うん、ちゃんと見てたぞ笑 」
葵「僕から話しかけてみたんだー^ ^」
裕「頑張ったな、瀬尾!」
葵「うんっ^ ^ 褒めて褒めて〜」
毎日のこの何気ない時間が、すっごく楽しかった
葵「そーいえば、裕って彼女とかいるの〜⤴︎?」
裕「彼女? 今はいないよ笑」
葵「今は ってことはいたことあるんだ!いーな〜」
裕「瀬尾はいないのか?」
葵「僕女の子から告白されたことないもん」
裕「え?女の子から告白されたことがない……?」
葵「たまに僕のこと女の子だと思ってストーカーしてくる奴がいるんだよ」
裕「大変だな…笑」
葵「どうせなら可愛い女の子にストーカーされたいの」
裕「瀬尾可愛いからな、仕方ないだろ笑笑」
葵「僕可愛くないもんっ!かっこいいもん!(プイッ」
裕「ああぁ、ごめんごめん、かっこいいよ笑」
葵「えへへ、でしょー笑」
ほんと、裕といると時間の流れ忘れちゃうくらい楽しい
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