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文化祭 2日目 vol.10
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ガヤガヤとうるさい喧騒の中、俺は財布と携帯を取りに行くべく教室に戻る事にした。
お昼時に近づいただけあって、かなりの賑わい…
忙しそうにばたばたと教室を駆け回る生徒達
「高橋、大丈夫?」
近くにいた高橋に尋ねた
「ぁ、乃k…アリス!」
「ごめんな、さっきはいきなり抜け出して」
「ううん、大丈夫だよ。お客さん蹴ったのは出演みたいに噂されてるし、さっきの彼女さんのもドラマみたいで客ウケよかったから。
逆にお客さん沢山来て大繁盛だよ!」
「…はは、蹴ってはないし…あれは母さんなんだけどね」
ちょっと訂正させていただきたい
「細かいことは気にしなーい♪」
キラッキラの笑顔を向けられる
…俺としては気にして欲しいな……
「あ、そうだ。俺、もう少し手伝った方がいいよね?」
「…でも、休憩は?いいの?」
「いいよ。昨日充分満喫したし。それに、噂になってるなら、俺が居た方がいいじゃん」
「わー、ありがとー!!助かるよ!」
「うん。じゃぁ、ちょっと泉にだけ言ってくる」
「沢城将軍なら、裏に居るよ」
「将軍…wありがと」
いってらっしゃい、と言われて俺は裏にまわることにした
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