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14 帝side
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話終えたら 翔は泣いてた。
「なんで翔 泣いてんだよ」
「… 俺の家族に会いません?でも、そのまえに帝さんの家族にも」
…え?
「俺ん家は四人家族で… 母さん、父さん、姉ちゃんの。 俺まだ帝さんとのこと言ってないですし、 多分、大丈夫」
「なんで俺ん家も」
「俺が会って、帝さんが幸せだってわからせるためです」
「……おせっかいですか?」
「ほんと」
「そ… ですよね!じゃあや「でも」
でも…
「嬉しい…」
翔をぎゅっと抱きしめて、翔の胸に顔をうずめた。
「帝さ「もーちょっと… このまま…」
俺は逃げてきたんだ。親から。
今まで連絡もとらなかった。
母さんは心配してるのかも…
父さんは気にしてないよな。
翔となら会える気がする。
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