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「 もーっ!! 例え話って言ったじゃん!そんなの無理に決まってるじゃんっ!!」
「 えー、物は試しだ!やってみようぜ?」
帰宅して早々、離れへ巫女都を連れ込み、正太郎は布団を敷き出した。
「 ほいっ、完了!! 巫女、これの現代語訳教えて!」
俺はクソほど苦手な古文の教科書片手に、布団をポンポン叩き、隣へ来いと巫女を呼ぶ。
僕は渋々そこに座ると、珍しく正ちゃん自ら勉強すると言ってるんだから仕方ないかと思って教科書を受け取ったけど、開かれているページを見てギョッとした。
...なんでこの状況で敢えて伊勢物語第6段っ!?...でも、正ちゃんが中身を分かってるとは思えないし...。
「...分かった。本文お復習するからちょっと待ってて。」
と僕が教科書を熟読していると、正ちゃんはせかせかと僕の服を脱がせ始めたから焦る。
「 ちょっ、正ちゃん!?やる気あるの?」
「 めっちゃあるっ!!」
「...そっちじゃないよ?勉強だよ?」
「大丈夫だよ、どっちもやる気満々だから! ほら、巫女は教科書読め読め。」
正太郎がウキウキと楽しそうにしている中、巫女都は悟っていた。
...僕が反応すればする程、きっと正ちゃん楽しくなっちゃうな。...無の境地を悟ろう。伊勢物語の世界にどっぷり嵌まっちゃおう。
正太郎が巫女都の身体中にキスを落とす中、時折ビクンッとはしてしまうものの、巫女都はそれに完全無視を決め込んだ。
...こっち、チラッとも見ねぇな。そっちがその気なら勝手にやらせて貰うもんね。
無反応の巫女都に正太郎がそんな事を思っている中、巫女都が伊勢物語の現代語訳を正太郎に説き始めた。
「 いい?...昔男がいた。とても手の届かない女性を何年も夜這いして求婚し続け、漸く盗み出してきて、大変暗い夜の中を逃げてきたのである」
「...ほぉ、夜這いね。なる程、んで?」
「 んあっ...っ」
言いながら正太郎は後孔に指を挿れ、巫女都はその指の感触に反応を示したが、ふうと息を吐くと平常を保とうと努める。
「 芥川と...っ、...いう...っ...川の辺りを...ぁ...女性を連れて行くと...」
快感に抗い、必至に訳を説く巫女都を正太郎はにやにやしながら見て、その指の本数を増やし更に攻め立てた。
「...ハッ、...っ...あっ...荒れ..果てたっ...あぁ!...蔵にぃ...ふっ、...女性を...ンン...」
「 ...女性を、なに?」
快感に抗いきれなくなってきた巫女都を正太郎は攻め立てる手を止めず、何度も聞き返す様になり、中々現代語訳は進まなくなっていく。それでも巫女都は一生懸命、正太郎に訳を説き伏せていた。
後孔がぐずぐずに溶けた頃、巫女都が訳を読むなか正太郎は我慢出来なくなり挿入しようと決めた。
チッ、まだ読むか。...もういいや。挿れちゃお。
「...あっ...蔵のっ...中でっ...鬼は...んっ、..ひ、一口にぃ...ああっ...女性をっ...食べて...しまった...ああっ」
指を抜き、直ぐ様性器を当てがうと正太郎はグッと挿入していく。
「...っ、食べちゃってどうなったの?」
「...っあ、...ん...た、食べて...ああっ!...叫んだっ...」
「...ん?...何て叫んだの?」
正太郎が律動し奥を突きながら聞くと、巫女都の手から古文の教科書が手放され、正太郎にしがみつきながらそれでも懸命に言う。
「 ...ふっ...ああんっ!...て...叫んだのっ!...ああっ...も、...むりっ!正ちゃんっ...ああ...っ...」
ああんって叫んだ?...随分やらしい話だな。まっ、いっか。
訳を止め快感に溺れた巫女都を正太郎は堪能した。
翌日、智にSEX学習どうだった?と聞かれた巫女都は赤面し、なにも聞かないでと答えた
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