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修学旅行3日目の朝、昨日と同様、脚の間で眠る巫女都を見て正太郎は頭の中が情欲でいっぱいになっている。
巫女めっ!右手妻も登場させられないこの状況で俺に苦行を強いる気かっ!!こっそり入ってくんならこっそりペロッとしてくれよ...。
起きたてからため息ばかり吐く正太郎を、巫女都は小首を傾げてキョトンと見ていた。
今日は牧場体験に来て、初めは牛の乳搾り体験だ。
「....つか、結構でけぇな...」
「なぁ正太郎、それ直飲みしてみろよ。」
「牛に蹴られて死ね。」
智とアホな事を言い合いながら乳搾りをしていた俺は、牛の乳の感触に下劣な事を考えていた。
...萎えてる時の巫女のちんこ触ってるみてぇな感触だな。ビュウビュウ白いの出しやがって。こっちとら溜めまくってるっつーの...。
色欲の塊と化した正太郎とは違い、巫女都は乳搾りを楽しんでいる。
「正ちゃん見てぇ~!凄っい出てるぅ~!」
その声に巫女都を見ていた同校の生徒は、一様にその独特の乳を搾る緩かな手の動きに疚しい想像をし、生唾を呑み込んだ。
正太郎も例に洩れず疚しい想像をし、心の中で懇願する。
...巫女、牛の乳じゃ無く小太郎を握ってやってくれ!んでもって俺のも凄っい出してくれっ!!
異常な程に凝視している正太郎に巫女都は小首を傾げてた。
班に分かれて搾りたての牛乳を容器に入れ、塩などを加えた物を振ってバターを作る時も、巫女都が容器を一生懸命振るのを周りの生徒は異常な眼で見ている。
「 んーっ!...はぁ、手が疲れた...。正ちゃん代わって」
はいはい。と巫女都から容器を受け取ると、シャカシャカと華麗に振る正太郎におー!と歓声が上がった。
「 流石、正太郎の右手。卑猥な動きに見えるのは何でだろうな?」
笑いながら言う智に頭の足りない正太郎はサラッと言う。
「 俺の右手おめぇが使ったからだろ。」
「....その話題禁止。また、セフレだって言われるから...」
「............だな。」
正太郎と智のこの会話に、秘密を抱えたままの巫女都は眼を泳がせた。
程無くして出来たバターを個別に入れ、今度はソーセージ作りに移ると、皮に肉を詰めたソーセージの形をにぎにぎして整える巫女都を見て正太郎は眼を閉じて天を仰ぐ。
...いかんでしょ。...もう限界だ。小太郎を握らせてぇっ!! 牧場体験?ふざけるなっ!!ただの苦行じゃねぇかっ!!
ソーセージ作りに夢中な巫女都はそんな正太郎に気づきもしないで天然炸裂で地雷を踏む。
「 ねぇ正ちゃん、帰ったら僕のソーセージもあげるから、正ちゃんのソーセージも食べさせてねっ!」
正太郎は眼をカッ!と見開き巫女都の眼を真っ直ぐ見つめて言った。
「 いくらでも食べさせてやるっ!!今の言葉、忘れんなよっ!!」
「 う、うん。...いっぱいは要らないよ?一本でいい。」
「 安心しろ。端から一本しかねぇ。」
正ちゃんの言葉に僕は頭の中がはてなだらけになり、キョトンと作業台を見る。
...一本しか無い?いっぱいあるけど...変なの。
2人の様子を見ていた智はゲラゲラ笑った。
ソーセージ作り体験を済ませるとトイレが異常に混雑しているのにも関わらず、個室のみが満室で小便器はがら空きだった。
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