アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
バカ、再来。
-
4時間目も終わり、時間はお昼。
「悠、食堂行こーぜ。」
「うん!今日、何食べようかな〜!」
「悠はまたオムライスじゃないの〜?」
「そんなことないもん!オムライス以外も食べるよ!」
「へぇ〜?そうなんだ〜?」
食堂へ向かいながらのんきに話していた俺は、この間の事件のことを完全に忘れていた。
……そう、あの副会長とバ会長のことを。
「よぅ、また会ったな〜?平凡野郎。」
顔を上げると、あの嫌味ったらしいバ会長が こっちを見下ろしていた。
…いつ見ても腹立つなこいつ。てか、平凡しか言えないのかよ。
「………なんですか、会長サマ。俺みたいな平凡野郎は、あなたに用事なんかありませんけど?」
無視してもよかったんだけど、後が面倒くさいから、とりあえず返事をする。
「用事があるのは俺じゃねー。 俺だってお前に用事なんかねーよ。」
「?? じゃぁ、なんですか? てか、お腹すいてイライラしてるんで、手短かにお願いします。」
だんだん不機嫌になる俺。
「だからな、彰が……副会長がお前に会いたがってんだよ。だが、お前に避けられてるとかなんとか言って、仕事しねーんだよ。 どーにかしろ。」
…………………は?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 46