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酔ってる?
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「ねぇーねぇー。俺、紅茶なくなっちゃったんだけどー?
おかわりほしいなぁー?ねぇ、悠くん??」
翼が甘えた声で話しかけてくる。
…まだ不機嫌のようです(;´ω`)チーン
「わかった。新しいの入れてくるから離してよ。」
ぎゅってされてて、動けません。
そう言うと翼はすんなり離してくれた。
俺はしぶしぶ、紅茶を淹れにキッチンへ…。
…不機嫌が治る薬とかないかな…。
まぁ、ないだろうけどね。
せっかく紅茶なんだしオレンジリキュールでも入れるかな…。
そうして、紅茶を淹れなおして戻ると翼は真面目に勉強していた。
文句言いながらも、ポテチ食べてるじゃん。
いやまぁ、甘いものしか買ってこなかった俺も悪いんだけどさ…。
「翼ー?紅茶淹れたよー?」
「わーい! ありがとー!」
…なんか、機嫌戻った…?
「あ、それでね、紅茶ひと味違うから!」
「え〜?悠の愛みたいな〜?」
「いや、全然違う。」
「…全否定って。」
ひどーい!とかなんとか言いながら、紅茶を飲む翼。
「どう??」
俺は結構この味好きなんだけどなぁ。
「………。」
なんかうつむいてる…。
え、そんなにおいしくなかったのかな??
「よ、よく? 大丈夫??」
恐る恐る聞いてみる。
「…………………。」
これ、本格的にヤバいやつじゃない!?
とりあえず、医務室!?いや、何すればいいんだ!?
「……わっ!!」
1人でおろおろしていると、急に後ろから抱きしめられた。
「ゆーぅっ♫??」
え!?
「翼!大丈夫なの!?」
「ん〜?何がー?」
くふふ、と笑いながら話す翼。
…これは酔っ払ってる…のか…??
「もしかして酔ってる??」
なんだかすっごいふわふわしている。
「えー?ぜーんぜん酔ってませ〜ん(*´ー`)ノ」
ハイテンションで答える翼。
……あやしい。
「それよりさぁー、俺と……イイこと…しよ♬」
……………へ??
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