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*番外編*飲み過ぎ注意Part2
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「隆盛、今日は飲むぞ!」
突然そう言い出した聖夜は、どこから調達したのかビールにワイン、酎ハイ、焼酎、日本酒、ウイスキーなどありとあらゆる酒をリビングのテーブルに並べていた。
聞けばこの酒は間宮からもらってきたらしい。
そしてどこからか見ているのか、タイミング良く鳴った俺の携帯。メールの相手は間宮からで。
『聖夜、自分の限界が知りたいんだとよー。付き合ってやれ。
ここで飲むか?って聞いたら隆盛がダメって言うからって帰ってったぞ。
お前、案外束縛タイプなのな。笑』
あんな状態の聖夜を他の奴に見せれるか。
とりあえず聖夜は俺のいないとこで飲むな、という言いつけは守っているらしい。
まぁ、俺と二人なら問題ないし、付き合ってやるか。
聖夜がベロベロに酔ったらどうなるかも気になるしな。
と、五時間前の俺は呑気にそう考えていた。
二人ソファに並んで座り、次々と酒を空にしていく。
だんだんと頬が赤く染まり始め、にこにこと笑い、時折悩ましげにため息をつく聖夜。
ここまでは、前回と一緒。さぁ、この後はどうなるのか…と楽しみながら聖夜を観察した。
「りゅーせー…エッチしよ?」
トロンとした目。すり寄ってきた聖夜はそう言ってニコリと笑うと、抱きついてきた。
「ベッド行くか?」
「んーん、ここでしよー」
ちゅ、ちゅ、と戯れるように顔に唇を落としてくる聖夜。
その可愛さに、思わず笑みがこぼれる。
顎を掴み、聖夜の唇を舐めてやると、もっとと言わんばかりに唇を尖らせた。
どうやら聖夜は、ベロベロに酔うと欲求に素直になるらしい。コレはコレでオイシイな、などと考えていたら、一向にキスをしてこない俺に対して聖夜が焦れた。
「むー。ちゅうはー?」
若干舌足らずになるのか、そうか。
ようやくその唇に噛み付いてやると、満足そうに顔を綻ばせた。
「んんっ、ふ、は…」
唇を離すと聖夜はにぃっこりと笑って、そして。
「ふふっりゅーせー。じっとしててね?」
無邪気に笑う聖夜が向かうのは、ソファの下。ソファに座る俺の足の間に体をすべらせ、ズボンのベルトを外そうと手を伸ばしてくる。
「こら、聖夜」
名前を呼んでたしなめるも、こっちを見てにぃっこりと笑うだけ。
……とりあえず、したいようにさせるか。
ベルトを外すことに成功した聖夜はファスナーを下げ、まだ反応してないソコを下着の上から撫でた。
それによってピクリと反応する。
ふふっと気を良くしたように笑った聖夜は、下着から俺のものを取り出し、チロチロと舌を這わせ始めた。
まるでアイスでも舐めるように。
その幼い刺激に俺は、もう少し好きにさせて見るか…と余裕を見せていた。
その余裕が次の瞬間、焦りに変わる。
「ーーっ、せい、やっ」
舌を離した聖夜はジッとモノ見つめたかと思うと口を開き、俺のモノを深く咥えたかと思うと…次に始まったのはディープスロート。
さっきまでのほんわかとした聖夜はどこに行ったのか、一心不乱に頭を振る。
その急激な刺激に呆気にとられたもののすぐさま我に返り、聖夜の顔を掴みソコから引き離した。
「っんあ、むーっ、なにすんだよー」
口を尖らせ非難めいた視線。だけど瞬時にその表情は艶やかなものに変わる。
「きもちよかっただろ?こんなにして、さ」
「…っ」
ピンっとモノを指先で跳ね、ふふっと妖艶に笑う。
「りゅーせー、つづきして、い?」
「…駄目だ」
「むーなんでー」
「攻められるのは性に合わんと言っただろ」
すると、ふむ…と何かを考える仕草をした聖夜は、ヒラメいた!とばかりに無邪気に笑った。
「んじゃありゅーせーもおれをせめればいいよね?」
「は?」
「んしょ」
「聖夜?」
立ち上がった聖夜は次々と服を脱いで行く。
恥じらう様子もなく全てを脱いだ聖夜は俺の肩に手をかけて、思い切り体重をかけた。
「えいっ」
ソファに倒れこむ俺、そして俺に覆いかぶさる聖夜。
俺を見下ろしニコリと笑った聖夜の顔が、視界から遠くなった。
惜しげも無く晒された、肌。そのしなやかな背を俺に向けて跨がり、肩越しに振り向く。
「りゅーせー…きもちよくして?」
「っ、んんっ、んむっ」
「っ、くっ…」
いわゆるシックスナイン。
お互いがお互いを攻め合う。
とりあえずディープスロートだけはやめてくれと言えば、少し不満そうにしながらもフェラだけにとどまる聖夜。
しかし、その舌技は巧みで持って行かれそうになるのを堪える。
一方俺は聖夜のモノを口に含みながら、後ろを指でほぐす。
アルコールのせいなのか、聖夜のナカはいつもより熱い。
「んっ、りゅ、せっ」
「どうした」
「んんっ、も、がま…できなっ」
切羽詰まったようにそう口にした聖夜は急に体を起こし、今度は正面を向いて跨った。
片手で俺のモノを掴み、自分の後ろにあてがう。そして躊躇いもなく一気に埋めた。
「あぁぁっ、んっ」
「…クッ、は、」
ーーーヤバイ。
いつもより熱い聖夜のナカは寸分の隙間もなく俺を包み込み、そして締め付けてくる。
ぐぐっと大きくなったことを感じとった聖夜が、俺を見て恍惚とした笑みを浮かべた。
「もっと、きもちよく、なって…?」
俺の腹に手を置いた聖夜。
最初から大胆に腰を振ってくる。
蒸気した肌、口がわずかに開き、そこから赤い舌がのぞく。快感を追い、いやらしく淫らに腰を振る聖夜。
その様に、視覚も刺激される。
いつもなら主導権を握らなければ気が済まない俺だが、その聖夜の痴態に目を奪われ、なすがまま。
「あっ、あっ、んんっ、ふ…っ、い、く、いくっ、りゅう、せぇっ」
「っ、はっ、俺も、だっ」
「んっ、いっしょ、にっ、あぁっ、い、こっ」
聖夜の動きがさらに大胆になり、限界がすぐそこなんだろう、きゅっきゅっと俺を締め付けてくる。
「あっ、い、く、いくっ、んっ、あ、あ、あぁぁぁ…っ!」
「……っ、クッ、はっ…」
俺たちは同時に、達した。
それから数回、すべて聖夜が主導権を握る形で睦みあい、シャワーを浴びたあと泥のように眠った俺たち。
先に起きた俺は、聖夜の寝顔を眺めていた。
さて。あれだけ酔っていたわけだが。聖夜は自分の痴態を覚えているんだろうか。
しばらくして目を開けた聖夜。俺を見て、そして。
「ーーーーーっ!!」
真っ赤な顔、潤んだ目。
その反応に、どうやら覚えているようだ、と悟る。
「…うそ、マジで…?ほんとに?俺、あんなこと…うそぉ〜…」
ガバリと頭から被った毛布の中、何やら呟きが聞こえた。
お酒は嗜む程度にする!と宣言した聖夜。
……俺の前でだけは、酔い潰すのもアリだな、とほくそ笑む俺を聖夜は気づいちゃいなかった。
聖夜に攻められるのも、悪くはない。
ーーーだが。
「あっ、りゅ、せ、まっ、て、あぁっ」
「気持ちいいんだろ?待たねーよ」
「っ、あっ、んんっ、やっ、はげ、し…っ」
「好きだろ?強くされんの」
後日、聖夜を攻めに攻め、鳴かす俺。
やはり俺は、攻める方が性に合ってるな。
END
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