アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第20章―消せない罪―3
-
私は「人」だが、決して人ではない。人よりも高度に優れた種族。|天族《フォーリア》と呼ばれる天使だった。
白い翼を持ち、空を飛べない人間とは違う。
私は天から地上をいつも眺めていた。
|混沌《カオス》に統制された時代に生き、彼らよりも今も長く生き続けている。あの頃の私は自分の「使命」が、正しいことだと信じていた。そして何も疑うこともなく、私はその道を突き進んだ――。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
184 / 211