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「ボンゴレ」
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あれからなぜか抱きつかれ、一時はなしてもらえなかった
綱吉さんはひょろひょろしてるのに、いがいに力が強かったから少しいてぇし...
なんとか隼人さんに助けてもらってはなしてもらった
綱吉さんはなぜか、すごくふまんそうだった その顔が子供みたいだ、と思い少し笑ったらまた抱きつこうとしたからにげた
そんなこんなしているうちに、白いへやにきていた人たちがだんだんかえっていった
「俺たちも、そろそろ行こうか」
綱吉さんにそう言われ、手をさしのべられた
おれはやっぱりちゅうちょしたけど、むりやり手をつかまれよくわからない黒い箱?みたいなのにのせられた
隼人さんが前にのり、おれと綱吉さんが後ろにのった
初めて見るもので、少しおどろいたがそれに気づいた綱吉さんがまた手をにぎってくれた
「...あんたの手、あったかいな」
そう言ったら"そうかな..?"とふしぎそうな顔をされた
へんじの代わりにギュッと力をいれれば、なぜか綱吉さんはほほえんでギュッとにぎりかえしてくれた
─キュゥ─
? また、さっきみたいに心臓のあたりがキュッとした でも、いやな感じじゃないからまた気づかないふりをした
─キュッ─
今まで動いていた黒い箱?みたいなのが止まった
「さぁ、瑞希 行こう」
隼人さんが箱?のとびらを開けて綱吉さんはおれの手を引きほほえんで言った
「ようこそ、vongolefamilyへ
ここが今日から、君の家だよ」
その瞬間、確かにおれの中で世界はやっと色づいた
それにしても......
─......でかすぎだろ、城かよ─
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