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聞いてねー!
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「何でここにいるんだよ、忍...」
「え?おばさんから聞いてねーの?今日から、俺ここに住むんだ」
忍は、ウキウキした顔でうれしそうに微笑んでそう言った
「聞いてねーし!母さんめ...」
今日の昼間のこともあり、少し気まずい...それなのに思い出した瞬間、顔が一気に熱くなる
「おい、大丈夫か?」
忍が心配そうに近寄ってきて手を伸ばしてくる
「...!だ、大丈夫だからこっち来るな!///」
忍の手をとっさに払い、自分の部屋へと逃げるように入った
「ちくしょう...なんでアイツあんな平気なんだよ...!ムカつく!」
ベッドに倒れ込み、今日一日を振り返る
(今日一日だけでいろんなことがありすぎた。明日からどうすれば...)
「はぁ...」
「しゅーん?」
「!?」
目の前には、いつ部屋に入ったのか、忍が壁に寄りかかっていた
「おまっ!?いつ入ったんだよ!」
「さっきだよ。ノックしても返事なかったからな、勝手に入った」
「ざけんなって!いーから早く、出ろよ!」
俺は、忍の背中を押して部屋の外に出そうとした
「俊」
名前を呼ばれた一瞬のうちに、俺は壁に押しつけられていた...
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