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危険なヤロウ
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「は...?アンタ何言って...」
「僕はずっと君のことを見てきたんだ。毎日、毎日、君のことが頭から離れなかったから家までついていった事もあるよ?」
何ソレ、全然気づかなかった...コイツストーカーってことじゃん
「で、今まで君を見守ってきたんダヨ。でも、そんなときに邪魔者がひょっこりと現れたんだ」
「邪魔者...?」
「忍君と真君だよ」
「!?」
「あの二人が現れてから君の近くには居られないようになってしまった!全部アイツ等の性だ!」
いきなりの大きい声に体がびくっと跳ねる
いつの間にか手と足が震え初めていた。恐怖心からだろう
「だからね、決めたんだ。どんな手段を使ってでも君を手に入れるって♪」
"どんな手段を使ってでも"という言葉を明るい声で笑顔で軽々しく言う先輩に対して恐怖という気持ちしか生まれず、声がでなくなっていた
そして先輩はゆっくりと俺から離れ、もう一度笑顔になる
「今日はこれを伝えるだけだから心配しないで?あ!そうそう、くれぐれも他の人、特にあの二人には他言無用だカラ。もし言ったら...」
言ったら?言ったらどうなるんだよ?
「その人達に危害が及ぶかもネ?」
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