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救世主
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ガララッ!
「「ちょっと待ったぁ!」」
いきなり扉が開き、聞き覚えのある俺の愛しい二人の声が響きわたる
「ナニ?」
二人の顔を目にしたとき、先輩の顔が思い切り迷惑そうな顔をした
「なにじゃねぇ!てめぇ、俺らの俊泣かせてやがる!」
「俊先輩こっちきて!」
真に呼ばれ、二人のもとに逃げ込む
しっかりと抱きとめられ、涙がさらに溢れ出てくる
「ひっく...じのぶぅ...じんぅ...!ごわがったよぉ...」
「よしよし、もう大丈夫っすからね?」
「俺らが来たからにはもう心配ねぇよ」
優しい顔と声で二人は俺の頭を撫でる。しかし、すぐに向き合い睨む
「アンタ、絶対に許さないっすよ?」
「えー?許されたいとか思ってないよ?あと近寄るなとか言われても従わないからネ?」
そう言ってニッコリと微笑むけど目は笑っていない
「いーからでてけよ!」
「モチロン、退くよ。でもこれだけは覚えておいて?僕はいつでも俊を狙ってるから」
それだけ言い、小走りで先輩は保健室からでていった...
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