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触られたんだったら...
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「俊大丈夫だったか?」
「ぅん...二人のお陰で助かった、ありがと...」
「はぁ...浜崎先輩から聞いたときは焦りました...」
「もしかして二人は浜崎先輩に教えられて...?」
「おぅ、浜崎先輩が俊がヤバい奴に目をつけられたって聞いて学校中走り回ったんだよ」
「んで、保健室から俊先輩の声が聞こえたから乗り込んだってわけです」
二人は疲れていたのか、一気に気が緩み脱力をしていた
「んで、なんもされてないか?」
「あ、いや、まぁ...」
「触られたりは?」
「...」
「されたん(すね)だな...」
「...はい」
二人は顔を見合わせると、いじわるな顔になった
「だったら...なぁ?」
「そっすね?」
「保健室だし...」
「ベッドもありますし...」
「「触られたところの消毒しないと...」」
どうやら俺は二匹の獣に食われるみたいです...
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