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俊を返す条件 (ノエルside)
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僕は俊をイかさないでおいて部屋をでた
あのままイかすと調教の意味がないっていうか、あそこまでしないと俊が僕を求めてくんないからね
「さて...あの二人はどうしてるのかな?」
あの二人というのは勿論、忍君と真君のことだ
とりあえずは一緒に住んでる忍君が僕が書いた置き手紙を見つけて、家を飛び出して真君に連絡とって、二人で探すために走り回ってるってことかな?
まぁ、そんなに早くには僕の家は分かんないだろうから時間はあるけどネ...?
それよりも、これから俊とどうやってヤろうかな...?
あんまり、乱暴にしたら可哀想だし...かといって優しすぎたら抵抗されるし...
首を捻りながらあーでもない、こーでもないなんていろいろ考えていたら突然ケータイが鳴りだした
全く...誰だよこんないいときに...
ディスプレイを見ると『非通知』と表示されていた
誰かは分からないけどとりあえず通話を押して電話にでる
「もしもーし?」
『ノエル!てめぇ俊をどこやった!』
いきなりの怒号が耳に響きキーンとなる
この声は...
「やぁ、忍君!誰からこの番号聞いたのカナ?」
小馬鹿にしたように聞いたのが気に入らなかったのか、電話越しでも分かるくらい舌打ちの音がした
そして、さっきよりもドスのきいた声で忍君は喋りだす
『誰が言うか!さっさと俊を返せ!』
「言わないんだったら、俊に酷いことするよ?それでもいいの?」
沈黙が流れる
ただ誰から教えてもらったか言うだけでも嫌なんだということが伝わってきた
『...学校で教えてもらった、これでいいか!』
「ふーん...忍君もいるの?」
『ったりめぇだろ!もう連れてこなくていいから場所教えろ!迎えに行くついでにお前をぶん殴る!』
「へぇー...いいよ?教えたげる...」
僕はいいことを思いつき、忍君に告げる
「でも、今から一時間以内に教えた場所に来るんだよ?じゃないと...」
『じゃないと?』
忍君の声に緊張がはしるのが分かり、嬉しくて堪らない僕は忍君には見えないけど笑顔で答えた
「俊、貰うね?」
『なっ!?ざけん』
ピッ
忍君が何か言ってる途中だったけど、電話を切り、メールにここの住所を書いて忍君に送る(メアドは俊の携帯から拝借)
あー...楽しみだなぁ...
僕はウキウキしながら、俊のもとへと足を向けて歩き出した...
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