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温もり (忍side)
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メールの内容通りの部屋番号まで俺たちは必死に走った
早く...早く...!
とにかく早く俊を助けたかった。今回のことは俺らが不注意だったせいで俊を怖い目にあわせている...
もしかしたら、もうあのクソ野郎が手を出しかけてるかもしれない...
俺と真以外の奴に抱かれてる俊を想像するだけで激しい憎悪感が膨れあがる
少ししたら、やっとノエルの家の番号まで辿りついた
ドアノブに手をかけると鍵は開いており、俺達はすぐさま駆け込んだ
『やっ...!お願いします!切らないで!お願いします!』
奥から聞こえる俊の懇願する声が聞こえる
切る...?一体何を...!!
『ダーメ...俊が悪いんだよ?ずっと意地はるから...』
声の聞こえる部屋へと足を運ぶとドアには鍵が、かかっており開かなかった
しかし、聞こえる声だけで怒りが爆発した
俺達は二人で一緒にドアを蹴破り、揃ってこう言った
「「ざけんなっ!!」」
俺はすぐさまノエルを殴り飛ばした後、真と一緒に俊へと駆け寄り抱きしめた
「俊!」
「駿さん!」
抱きしめた時、俊は体を小刻みに震わせて怯えていた
足にはうっすらと切り傷ができており、俊の可愛かったソレは射精することができず、赤黒く変色していた
俊の顔には殴られた跡があり、見るに堪えない格好だった...
でも、やっと助けることが出来た...
やっとこの温もりを抱きしめることができた...
それだけで嬉しくて堪らなくなり、少しの間ずっと俊を抱きしめた...
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