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オレは西浜のペットII-34
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次の日、一緒に登校した
いつも通りだ、通学中 西浜が手を握ってきたこと以外は
あと、いつもよりどこか優しい
…気がする
通学路を歩く時もオレを放って行ったりしないし、事あるごとにいじってきたりもしない
…ま、まさか
飽きられた…?
いやでも、それなら手繋いできたりしない…よな?
数学の教科書に隠れてチラリと西浜の様子を伺う
今日もイケメンだ
西浜が視線に気づいて、目だけでこちらを見てきた
左手で眼鏡を触ったので、慌てて目を逸らした
そして…
目を逸らした先にはセンセーがいた
やべぇ、バッチリ目合ったじゃん…
オレは当てられる前に席を立った
こういう時は先制攻撃だ
「ちょっとトイレ行ってきゃっスー…」
棒読みで言いながら教室を出た
西浜は横目でオレを見ていた
口角が少しだけ上がっていた
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