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オレは西浜のペットII-26
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コウが俺の服を 恐る恐るはだけさせていく
なんで?
という感情が思い切り顔に出ていた
でもコウは未だ何も言わない
シャツのボタンを最後まで外し終えたのか、カチャカチャと下の方で金属音が立った
その音にはっとした
俺は先ほどから少しも体勢を動かしていない
無造作に眼下を見下ろすと コウが違和感のある動きで俺のファスナーを摘んでいた
「ふっ…」
「??」
可笑しい
二人共 既にこちらを経験したはずなのに
何故 今更緊張してる?
「…何もないよ
コウ、ノロいなって思っただけ」
「……うるせー…いてっ、足組み替えるついでに蹴んな」
いちいち口答えするコウのピアスを弄びながら言った
「…あまり、優しくし過ぎないで欲しいんだけど」
「…西浜、さりげなくマゾなのか」
「違うよ
色々、…わからなくなるから」
コウが曖昧に頷く
次に 一瞬何かを思い出すような表情を浮かべ、直ぐに顔をほんのり赤く染めて 俯いた
「…それに、コウも何か妄想してるみたいだし?やってみせてよ」
「な…ッッ‼︎べ、別に妄想なんか…っ」
「ノロ過ぎだよコウ、日が明けちゃうよ」
「………っ」
触れていた耳が 赤く、熱くなった
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