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セフレ3
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「・・・くっそッ、さいあく」
隼人は俺が隼人を切るつもりなのがわかったらしい。頭はそこまで悪くなかったということか。
とにかく、腹いせだったのだろう。
最後に一回だけ、というから付き合ってみれば、散々なセックスをされた。
自分は好き勝手動き回ったくせに、俺のちんこには根元に紐を結んでイかせないようにして、俺が止めてくれと懇願したのに、中出ししやがった。
挙げ句の果てには、後ろ手に両手を、足首のあたりで両足をそれぞれ縛ったまま帰るって・・・
つくつぐ俺は人を見る目がないのだ。
縛られることは慣れてるからどうでもいい。客だったら追加料金たんまりふんだくってやったのに、とは思うが。
それより、今の状況はマズイ。
俺のちんこは縛られたままで、すでに赤黒く充血していて。
イきたい、解放されたい、その一心で芋虫のように這いずって、携帯を手にし、馴染みの番号に電話をかけた。
こういうとき、ガラケーでよかった、そう思う。スマホじゃ後ろ手に縛られたままで、電話を掛けるなんてできないもんな。
相手が電話に出たとわかった時点で、ホテルの名前と部屋番号だけを告げる。
俺が電話を切る前に、ツー、ツーという音が聞こえた。
いつものことだけど、なんか一言あったっていいんじゃないのか?
とにかく、これでなんとかなるはずだ。
後は、少しでもこの興奮を収めようと、世界で一番苦手な黒光りする生き物のことを考え続けていた。
頭の中でごから始まる虫が50匹以上暴れまわり始めた頃、ようやく俺が呼び出した人物が現れたようだった。
「いい格好だな、おい」
芋虫のように転がったままの俺を皮肉げに見下ろすのは、売りの元締め、田中だった。
「ッ、おっせーよ、田中ちゃん。俺の商売道具使いもんにならなくなったらどうすんのさッ」
「お前の商売道具っつったらケツだろうが」
憎まれ口を叩きながらも、手際よく手足の拘束を解いていく男は、見るからにヤクザ、という感じのくたびれた中にも危険な匂いのする男だ。
「んっ、あんがと・・・助かった」
「今日は、商売じゃねえだろうが。こんなとこまで呼びつけやがって。高くつくぞ」
「あ、それって、いま現物払いじゃダメ?俺さぁ、結局一回もイってなくてさ、後ろもさみしーんだけど?」
手足の拘束は外れたけれど、一番肝心なものはまだ外れていない。
俺の上目使いのおねだりにも顔色ひとつ変えずに田中は、鼻で笑う。
「誰がその辺のガキに種付けされたきたねえケツ使うかよ。いつものオモチャでもなんでも使え、じゃな」
もう、こんなくだらねえことで呼び出すなよ、と捨て台詞を吐いて田中は去っていく。
ま、期待してなかったけどね。
田中が俺を抱いたのは、売りを始めるに当たっての、商品確認の一回だけ。今までにも、客にこんなことされて田中に助けてもらったことがあったけど、いつでもスルーされていた。
田中いわく、「商売もんに手ぇ出すのはご法度」らしい。真面目なヤクザだよな、全く。
その後は、もちろん、風呂場で後ろの処理をしながら、持ち歩いてるバイブでアナルを弄って、ずっと我慢させられていたちんこを解放した。
全てが終わった後は、久しぶりに疲れすぎて頭痛がした。
ここまで頭痛がしたら、男を捕まえに行く気にもなれず、ため息を吐きながら睡眠薬を飲んで深い眠りについた。
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