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後悔2
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おれの下で喘ぐ純は、淫らでなんとも言えない色気を振り撒いていた。
その姿は、夢で出てきた純に重なるような、否、そんなものを遥かに越えるほどの淫猥さだった。濡れたように光る大きな瞳。上気した頬。うっすらと開かれた紅い唇と、その奥に潜む誘うような紅い舌。
「おっき、い、よぉ・・・ッ」
涙混じりの声に、おれの息子は更に狂暴になり。そんなえげつないモノを収めた純は乱れ狂う。
「そこぉッ!・・・はぅッん、だ、めぇッ!」
頭の芯がカッと熱くなるような、そんな姿を目の当たりにして、冷静でいられたのは、ほんの数分のことだろう。
しかも、こういう言い方は嫌いだが、純は、いわゆる名器なのだろう。
おれのいきり立つモノを収めたアナルは、細かく収縮を繰り返しながら、奥へ奥へと誘い込もうとする。そのくせ、おれが腰を引くと逃すまいとすがり付くように、纏わりついてくる。
視覚からと直接的なものと、二つの刺激に晒されたおれは、純の体への気遣いなどあっさりと捨て去り、自分の欲望だけを追い求めてしまう。
・・・その結果が、これだ。
気がついたら、すでに意識を失った純が、人形のようにおれに揺さぶられていて、慌ててチンコを抜き去った孔は、おれの質量に拡がりきって、たらたらと白濁液を垂れ流していた。
本当に、こんなつもりじゃなかったんだ。
悔やんでも、もうやってしまったことは戻らない。
意識を失った純の姿は、あの時の痛々しい姿と同じように見えた。
そうなって始めて、自分のしたことが、あの男たちと変わらないのではないか、と後悔したのだ。
すべらかな頬には、涙の跡が何本も見える。
もう、乾いてしまったその涙をそっと拭って、せめて、純の心が傷ついていないことを祈るばかりだった。
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