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慣れ2
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まさとの唇が、俺の首筋に降ってくる。
まさとはセックスの最中、よくこうして俺の肌に唇を落とす。でも、跡を残すとかそんな感じじゃなくて、ただ指先で触る代わりに唇を使っているような感じで。そんなことをされたことがなかったため、最初のうちは少し違和感はあったが、不快ではなかった。
むしろ、慣れてくれば、指で触れられる愛撫よりキモチ良かった。
「あっ・・・」
乳首のすぐ横に、まさとの唇が触れた途端に、俺の体が跳ねた。
「ここ、イイのか?」
不思議そうな声で尋ねられて、普段は感じたことのない恥ずかしさから、思わず顔を背けてしまう。
「そんなトコ、触るヤツいなかったもん、・・・ふぁッ、んッ」
「乳首より、感じてるみてーだけど?」
「う、るさっ、いいから、早く、シてッ」
「色気ねーな」
そう言って笑うまさとの顔は、また子どもみたいな顔で。不覚にも、どきっとさせられる。
まさととのエッチは、初めてのことばかりだ。こんな風に、恥ずかしくなったりどきっとさせられたり。
まさとは、他の男みたいに、俺に何かを求めたりしない。
何も演じなくていいセックスが、こんなに楽だなんて、思わなかった。
トロトロになるまで焦らされるプレイもしたことはあったけど、それも結局は相手が気持ち良くなるためのプレイであって、俺のためじゃない。
セフレも、結局は客と同じだ。セックスのため、自分の快感のために俺と寝る。
だから、まさとのやり方は、戸惑わされることが多かった。
まず、イかされる回数が確実に俺の方が多い。イかしまくって、俺がバテるのを楽しむ奴もいなかった訳じゃなかったが、そういう奴の攻め方は、大抵がかなり陰湿だ。
でもまさとは、ただ俺の快感を優先している、そんな感じだった。
「あうッ、ぁあ、んッ」
今も、そうだ。自分のちんこだって張り裂けそうなほど堅くなってるっていうのに、ぐちょぐちょになるまで俺のアナルを解してから挿入してきて、それでも激しく動くわけじゃない。
俺のイイトコだけを、ぐりぐりと刺激してくる。
「もっ、い、からっ。・・・はんッ・・・おく、つい、てぇッ」
こうやって、我慢できなくなった俺がねだるまで。
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