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再開3
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「お久しぶりです、高木さま」
「そうだね、じゅん君。君を抱きたくてたまらなかったよ・・・」
俺の常連の一人、田中いわく冴えないオッサン、高木さんは口のよく回る人だ。
くたびれた感の溢れる人だけど、それなりに出世しているらしいのは、きっとこの口の上手さのお陰なんだろう。
真逆だな、まさとと。
「相変わらず、キレイな体だね・・・とても色っぽいよ・・・」
全身に高木さんの愛撫を受けながら、考えていたのはまさととヤり方違うなぁってことだけだった。
セックスの最中にこんなリップサービス受けたこともなかった。
あの無口で、不器用そうな顔を思い出す。ぶっきらぼうな口調は、慣れれば心地よい優しさに溢れていた。
こんな、軽い誉め言葉なんかでは味わえない。
「ひゃんっ」
考え事で上の空になっていたところに、急に乳首を強めに引っ張られて、思わず声が漏れる。
「かわいい声だねぇ」
調子に乗ったのか、その後も何度も何度も乳首ばかりに刺激を与えられ、真っ赤に腫れ上がった乳首を甘噛みされた瞬間に、俺の体はびくびくと跳ねながら震えてしまった。
「ああんっ、ああーッ!」
乳首だけでイかされたのは、初めてだった。
「しばらく会わない内に更にエッチな体になっちゃったんだね」
俺の放った精液を見せつけるように、指先に絡み付かせていく。
この人の、いつものプレイだ。
ねちっこいセックス。
散々焦らして俺をイかせて、その精液をローション代わりにして、今度は延々とアナルを弄くり続けるのだ。
こーゆーの、キライじゃない。むしろ、イかしてもらえるから楽だし、手放しで喜んでるはずなのに・・・
「気持ちいいだろ?」
「あんっ、んぅ、ひぃん」
「ほら、ココ。じゅん君の一番感じるとこだろ?」
「ひゃあっ、んッ!らめっ、も、ゆるしてぇッ!」
前立腺をグリグリと刺激され、ちんこの先に舌を差し込まれ、弱いところを同時に攻められた俺は簡単に理性を飛ばせてしまった。
「もォ、イくっ!いっちゃうっ、らめっ、やッ!・・・ああァッ!」
高木さんの言葉は耳に入ってこなかった。
「たくさん出たねぇ。もっとイかせてあげるよ・・・」
「ぅん、もっとォ・・・」
自分が何を口走ったのかも、わからなかった。
ただ、快感に飲み込まれていく。
快感だけが俺を支配する。
慣れ親しんだ感覚のはずなのに、どこかで沼に沈みこんでいくような恐怖も感じていた───
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