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【ナイフ 2】
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パチンッ、パチンッ
また、ミドリがナイフを弄っている
これは彼の癖みたいなものらしいけど
「捕虜君ー、的になってくれないかい?」
「へ?」
「動いても良いけど命の保証はしないぜー?」
ダンッッ
俺のすぐ横の壁にナイフが飛んできた
やっべ、殺されるっっ⁉︎
「ちょ、ミドリ(ダンッ
「動いたらダメじゃ無いか」
次は上着の裾が壁に縫い付けられた
必死に抜こうとしたが硬すぎて抜けない
ヤバイヤバイヤバイヤバイ
ダンッッダンッ
次は二つ連続
これはズボンの裾と袖の裾
いい加減〝裾〟がゲシュタルト崩壊してきた
「本当ならこれで終わりなんだ」
ナイフを持ったミドリが椅子から立ち上がり俺の顎を下からナイフの背で突っついた
「ひっ……っ」
「殺さないから安心して良いぜ
ちなみにこれ、take1でGが刺さってたやつなんだ!」
この瞬間、俺は意識を手放した
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