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【慣れ】の別案
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チラッと興味本意でブルーシートを捲ると、そこにはいつも通りグチャグチャの死体が
「…っ」
いつもならここで置いて終わりなのだが今日はなんだかそんな気分じゃなかった
「そうだ」
俺はシロが来るまでの間、〝暇つぶし〟をすることにした
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「ほ…りょ君?」
「あ、シロ、遅かったね」
手荷物を片付けて台所へと向かうと、生臭い匂いで充満していた。
いざ台所へ入ると既に綺麗に片付けてられている。そして血塗れの捕虜君が手を拭きながら私に微笑んだ
遅かったね、もう片付けたよ
と、
「四肢をバラバラに解体してある程度小さくする。その後ウチには豚なんていないから業務用消音ミキサーでペースト状にした後に水とこの薬品を入れて流すんだ
あってるよね」
指折り数えて手順を言っていく。内容は完璧だった。確かに偶然解体を見られたことは何度かあったが手順までは教えていない
「なんで知ってるのあんた…」
「本棚の本の死体の処理方法の幾つかと、ここの機械とを繋いだんだ」
手を拭き終わった捕虜君はまるで別人の様にみえた
「初めは怖かったけど慣れちゃった」
ゆっくりと微笑んだ捕虜君の冷たい笑顔に思わず寒気がした
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「ちょっと、俺こんなキャラじゃない!誰これ書いたの⁉︎」
「さぁ?私には書いてなかったわよ?」
「俺の台本なんで手直し前なんだよ…まぁいいや…カットで…」
「「(似合ってたわ…)」(似合ってたで…)」
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