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8 風呂に入れてやろう2
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遙side
途中から、イケナイ気持ちが溢れてきて、何か良からぬことをしてしまいそうで怖かった。
「さ、さっさと風呂入れよなっ。」
一通り風呂場の説明を終えて、そこから出ようとした。
一刻も早くその場から立ち去ってちゃんと気持ちを落ち着かせたかった。
キメ細やかな白い肌に茶色っぽいクリクリした毛、同じ色の可愛いネコ耳がピクピクと忙しなく動いている。
尻尾もゆらゆら揺れて、それを見るだけで可愛いと思っている自分は絶対おかしい…。
目のやり場も無いので、困った。
居た堪れなくて風呂の扉を閉めようとした時、
「ねえ、ハルも一緒に入ろ?ひ、独りじゃさみしい…」
と上目遣いで引き止めてきた、しかも俺のシャツの裾を握りしめて。
「…だ、だめ?」
っこ、殺し文句だ。
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