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17 刹那の冒険
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遙side
ココの裸とか見てるだけで興奮する。
あの時、風呂でココのエロい声を聞いてから一緒に入ってないし、裸も見てない。
なのに、あの出来事が鮮明に思い出されてヤバい。
思い出しただけで下が反応してくるのだ。
だから、いつも絶対考えないようにしていた。
「うぅ…ん、さむぅ…」
もぞもぞと俺に擦り寄ってくる。
うっわ…ダメだろコレっ、ヤバい。理性が効かなくなる。
すっげぇ可愛いし!どうすんだよこれ!!
寒そ…あー、どうしよ。抱きしめても……、いいよな?
密着度が上がると余計に興奮してしまって、更に自分の首を絞めてしまった。
ふわっと香るココの匂いが直接的に俺の中心を刺激する。
「ミルクみたいな匂い…」
うっわー顔近い……顔近い。
不意に口元に目が行き、良からぬ考えが芽生える。
あーなんか、キスしたい。そう思ってしまった。
中学生のような自分の心理状況を少し恥ずかしく思ったが、口元に目が行ったのが運の尽き、唇だけにやけに意識がいく。
少しは躊躇したが、据え膳食わぬは男の恥。
そっと、そっと、起こさないように更に顔を近づけて唇を重ねた。
5秒くらいかけてそっと動き、唇を重ねた。
「……うんぅ」
すっげ……やらけー。なんだこの唇…。
すっげぇ可愛いし!と思って更に堪能しようと思ったが流石に我に返り、唇を離した。
俺の中の張り詰めた糸が緩んだ途端、ココの目が開いた。
「……っ!!は、ハルっ…」
「あ、起きた?昨日はごめんな。ありがとう」
「……うん。えと!あ、せ、…洗濯!!」
するりと俺の腕から逃げて、つかの間の幸せは終わってしまった。
何だあの慌てよう…もしかして作戦失敗か。
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