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20 how to
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遙side
「最初はほっといて、餌や水は与えると…
これは問題ないな…うそ。最初は触るのダメなのか…慣れるまで我慢と。なるほどな」
「何見とるんや?子猫の飼い方?お前ネコなんかこーとったんか!」
「い、いや!別に…」
「だから、最近機嫌良かったんか!」
「だから、違うって大我っ!」
イマイチ接し方が分からない。
もう少し、ココと距離を縮めるために子猫の飼い方の本を買ってみた。
ネコの性質がどれだけ当てはまるか分からないが、俺的には小動物みたいで幼い感じだから。
最近、頭撫でると喜ぶことは分かった。
あと、俺が寝てる間に若干近づいてる
ほんっと可愛いやつ。
「お前は早くサークル行ってろよ!!大輝!大我を連れてけっ」
「はいはぁ〜い、大我、行くよっ!」
これまた高校の時のダチで、大我のお世話係兼恋人。
色黒な上に髪の毛が紺色。
物静かなのだがどこにいても目立つ。
赤髪で賑やかな大我と一緒に居れば色々な意味でなおさら目立つ。
大我と同じバスケのサークルに入っており、その腕も大我の上をゆく。
普段は温厚な性格も、バスケになると別人になるらしい。
それで着いた異名が『点取り屋の黒豹』
ちなみに大我は『空中戦の赤トラ』
いまいちピンと来ないが、
高度なパワープレー、テクニックが噂になっていつの間にか言われるようになったらしい。
今度の日曜に試合観に行ってやろ。
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