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48 俺の理性の崩し方
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遙side
たった今固めた理性は途端に崩れ去った。
理由は簡単、ただ単にココが可愛いかったから。
毎度、毎度ココがニヤけたいくらいに可愛いのだが、それはいつもの比ではなかった。
俺が買ってきた例のふわふわ生地のネコのつなぎを着て、
どこから持ってきたのか、俺のシャツを握りしめてすよすよと寝息をたてているのだ。
それだけではない、おまけにそのシャツに顔を埋めて幸せそうにしている。
唸りたいほどの可愛さな目が眩む。
その時に、俺の理性はガラガラと音をたてて崩れ始めた。
ソファの近くの机には何やら紅茶らしきものが…。
ティーパックが幾つかコップの近くに置かれている。
普段なら紅茶なんかは飲まないはず…。
もしかして、俺のこと出迎えるために眠くならないようにずっと飲んでた?俺が遅くなるって言ってたから?
勝手に自分に良いように想像してしまうが、もしそうならとんでもなく可愛いことをしてくれるではないか。
もう一度言うが、本当にコイツの可愛さは天使並みだ。
「……んゅぅ…、はる…ぅ」
寝言でも俺のこと言ってくれるのかよ。
くっそ……またあのムラムラが。
これ、襲ってもいいってことだよな?
据え膳食わぬは男の恥っていうもんなぁ!?
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