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50 据え膳食わぬは男の恥って言うからさぁ…
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遙side
そっと抱き起こすとココが俺の胸でもぞもぞと動き出した。
「んんんー……ぅ」
「ココ。お前本当に知らねぇからな…起きるなら今だからな」
起きてるのかどうか知らないが、念押ししてベッドへそっと下ろした。
一向に起きる様子はなく、ただ俺のシャツを握りしめて寝息を立てている。
肩からかけたタオルを床に放り、ココを組敷く。
手が頬に口元にと滑って行く。
顎を捉え、ふにふにと唇を親指で触れる。
すると、ココがその親指をちゅうちゅうと吸おうとした。
幼さの残る仕草にエロさを感じてゾクリと体が震え、思わず息を飲む。
「やっべこれ。堪んねぇ……」
このムラムラが抑えられなくて、堪らずそのままキスをしてしまった。
いいって言われるまでしないと決めていたのに。
また俺は勝手に約束を破った。
「……んぅ、んむっ…はぁ」
反応可愛い……これ結構クる。
「……あぇ?は、ゆ帰ってきたのぉ……?おれ、寝ちゃったぁー…んぅ」
ヨダレを垂らしながらゴシゴシと目を擦る。
「あんな可愛く帰って来て、って言われたら帰らないヤツいねぇよ。
本当に今日は俺、抑え効かねぇから」
「ふぇ?なぁに?」
目を擦るココのその腕を引いて顔を近づける。
「なぁココ。キモチイコトしよっか」
そう言ってはみたけど、嫌だと言われても俺は逃がすつもりはなかった。
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