アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
78 鬼嫁降臨
-
ココside
「え…っと、えっちなことはされたけど、挿れられてはない…」
「えっちなことってどんな事?」
「え、それ言わす、の?」
あたふたしていると、上からハルの声がした。
「おーい、未成年に何吹き込んでやがるんだ?」
「は、ハル…あの、えと!」
誤魔化そうとしどろもどろになる。
もう…やだ。
今すぐ穴掘って隠れたい。
「お前が手を出してないか事情聴取だよ」
「タツキさ…っ」
「俺のことは辰にぃでいいから」
また、頭を撫でられる。
ハルとは違う匂いがするけど、本当にハルに撫でられてるように安心する。
「なに馴れ馴れしくしちゃってんだよ辰にぃ。ココは俺のなんですけど」
美味しそうな料理を手に持ち、わざとらしく不機嫌な顔をして仁王立ちしていた。
「ココって、ほんと可愛いよな!さっきからそれしか言ってねーけど!」
ハルのことは気にせず、無邪気に笑ってみせる。
「そんなこと言うと碧ちゃんが怒るぞ」
言った先から、碧という人が本当に嫌そうな顔をしてハルの後からひょっこり顔をみせた。
「たぁ〜つぅ〜きぃ〜?」
可愛らしい声をしているのにゾッとするような怖さがあって、思わず背筋をピンと立てた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
81 / 636