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161 不吉な再会3
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ココside
「お前、今誰かと暮らしてるんだろう?」
「なんでそれを…」
「何だったっけ?えーっと、朝比奈……遙?だっか」
その瞬間、背筋が凍りついた。
オレは周りを嗅ぎ回られているという事が分かったからだ。
「だ、だから何?」
「朝比奈くんはちゃーんとお前のこと面倒見てくれてるんだろうなぁ〜」
「そんなのレオには関係ないだろっ!」
「お得意の下の世話もしてやってるんだろ?」
ニヤニヤとイヤミのように言ってくる。
さっきから、レオの趣旨が全く見えてこない。
「レオ、いったい何が言いたいわけ」
「あいつに迷惑かけたくなかったら俺のところに来い」
「はぁ?何言ってんの!?」
行くわけない!!
そんなの最初から決まってるじゃん!
「まぁ、いいや。今日はそれだけ言いに来ただけ〜。また今度来るから」
「いつ来ても付いて行かないし!!」
オレに背を向けて歩いて行くレオに怒鳴った。
「さーて、そんな事次会うときに言えるかな?それまでいい子にしてろよ」
そんなことを言い残して、突然現れた黒い車に乗って去っていった。
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