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説得
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扉の先にいたのは…
鏡だった。
翔じゃないことに落ち込みつつ、鏡だったことに少し安心してる自分がいる。
「おう、起きたのか。
怪我は処置しといたが、なんか他にどっか痛むとこでもあるか?」
「あ…いや、ないよ。
…ありがとう」
「…そうか。
てかお前今日学校だろ、支度しとけよ」
「…鏡、まさか学校休む気?」
「あ?休むに決まってんだろ
めんどくさい」
「ダメだ!!うちの学校欠席とか結構厳しいんだから!
翔の成績下がったり留年したりしたらどうすんだよ!!」
「…下手に動いてバレても知らねえぞ」
「それは俺がフォローする!
授業も別にボーっとしてくれて構わないから、とりあえず登校だけはしてくれ!」
必死で説得した結果、鏡はなんとか折れてくれて、支度を始めた。
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