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病院 2 (鏡side)
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「ふっ…んぅっ…くぅぁあ」
「お前それ煽ってるようにしか聞こえねえんだけど。もっと痛くしてやろうか?」
「い”っ!やめ…鏡、優しくして…」
こいつは本当に…
擦り傷消毒するだけでなんつう声を…
まあ結構匂いのキツイ消毒液だし実際痛いのだろうが。
とりあえず消毒は終えて、と
次は捻った方だけど…
傷の上に湿布って貼っていいのか…?
うーん、とりあえず包帯で固定しとくか。
「い”っだ!」
軽く足首を動かしただけで優は呻いた。
「そんな痛いのか?」
無言で頷く優を見て、顎に手を当てる。
捻挫にしては酷くないか…?
時刻は5時30分。
まだ行けるな。
「病院行くぞ」
「は?え?何でだよ!」
「捻挫にしては痛がりすぎだろ。腫れも酷い
とりあえず病院行くぞ」
「んな大袈裟な!大丈夫だよ!」
「行ってみて大丈夫ならそれでいいだろうが。
ゴチャゴチャ言うな」
優はまだ何か言いたげな目をしてたけど無視した。
財布と携帯と救急箱を持ち、優を背中に乗せてフロントに向かう。
フロントの女性に救急箱を返すついでに病院の場所を聞いた。
女性に地図をもらい、優を背負い直してホテルを出た。
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