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午前7時 (拓哉side)
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目を覚ますと俺はホテルの部屋に一人で寝ていた。
…あぁ、そうだ…
優と鏡がイチャついてたから追い出したんだっけ…
てかあいつらどこ行った?
とりあえず顔を洗おうと立ち上がり風呂場のドアを開けると、
そこには下半身裸で倒れてる鏡と、その下敷きになっている優がいた。
頭にカァーっと熱が集まる。
「ぅおおい!!!起きろ二人とも!!!!」
鏡の頭を拳骨でぶん殴った。
「っで!!何すんだ拓哉!…って優!?
え、あ、は??えええええ!!??」
起きて早々顔真っ赤にしながら俺以上にテンパってる鏡。
…いや、こいつは…
「翔?」
「あ、うん、ただいま?
…ゴメン拓哉、悪いけどちょっと出といてくれる?」
見ると優がんん〜と言って、起きかけていた。
…よし、出よう。
この状況で俺がいたら優がまた倒れかねない。
そして今後の気まずさがやばくなるに違いない。
そうして俺は音も立てずに風呂場から立ち去った。
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