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打ち上げ 2 (翔side)
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奢りという言葉に反応したのか、優はその後ただ黙々ともんじゃを食べ続けた。
隣で拓哉の顔はどんどん青くなり、引きつった笑みを張り付かせている。
「なぁ…優ってこんな食うやつだっけ…?」
拓哉が俺に耳打ちした。
「うーん、たま〜〜にヤケ食い?みたいな感じでめっちゃ食べるね。
…けどそろそろやめさせないと。
元々胃袋ちっさいからあんま食うと後でリバースしちゃ「おい優!お前もう食うのやめろ!」
拓哉が慌てて言うと優は不服そうな顔で拓哉を睨んだ。
「えー、奢りだろ!?お前の財布空っぽにするまで食ってやる!
大体元はと言えばお前が俺を推薦しなきゃあんな格好しなくてよかったんだ!」
「わかった!わかったから!
今度また奢ってやるから今日はもうやめとけ!
吐かれたらマジ困る!」
「…言ったな?また今度ちゃんと奢れよ?」
「…おう、男に二言はない」
そこでようやく、優は食べるのをやめた。
手を後ろについて背を軽くそらしながらふー、と肺から空気を逃している。
…やっぱ食べ過ぎたんだなw
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