アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
生徒会長
-
明日、秋人になに言われんのかな
大事な話って…なに?
次の日
俺はいつも早めに学校に行く
だからいつも1番だ。
ガラッ
今日も誰もいない教室に入って窓を開ける
いつも他のみんなはあと10分くらいで着く
だからいまはほとんど誰もいない…はずなのに
足音がしたから後ろを振り返ると生徒会長が立っていた。
『お前、早いな』
『せ…とかいちょ…』
俺は秋人に言われた『生徒会の連中には関わるなよ』という言葉を思い出していた
『お前…』
どんどんこっちに近づいてくる会長
『頭にゴミついてるぞ』
『へ?』
会長が俺の頭に手を伸ばし、その手を俺の顔の前にもってくる
本当だ…
会長の手には白いホコリみたいなものがついていた
『あ…ありがとう…ございます』
『ああ』
なんだ意外にいい人じゃん
『あ、お前…西条、御幸?』
『へ?な、なんで俺の名前…』
『君結構有名だよ。生徒会にも名前や写真が出てるくらい』
『嘘!俺なんかした?』
『違う違う、そうじゃなくて…うーんどう説明したら…あ、君さあ抱いてって言われたことある?』
『あ、そういえば入学式の時に言われたかも』
『でしょ?でねうちの学校ちょっと面白い行事があってそれに僕たちの選んだ可愛い子を出すんだけどそれの選出者なんだよね。
多分近々発表されるよ』
『なんですかそれ?』
『まあまあ、そのうち分かるからね』
『はぁ…わかりました』
『あ、そろそろ行かなきゃじゃあね』
『はい、さよなら』
なんだろ、面白い行事って…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
23 / 210